ベトナムスパ開業のポイント 2

【事業内容が決まったら開業の形態、法人設立、ライセンス取得へ】

□開業の形態は、ベトナム現地企業、外国企業、個人事業?

<事業の形態は何か?>

開業する店舗、事業の規模や、誰を会社の代表者にするかで開業の形態を決める必要があります。ライセンスの取得、関連法規の許可申請取得等は海外であれば、ほぼ変わらず、現地ローカルのベトナム人代表のベトナム企業が初期投資コスト、取得等がスムーズといわれています。

<現地企業か、海外投資企業かの選択>

また、当初から海外資本を入れ、さらに資本を海外から入れることで事業の拡大をするのであれば外国投資企業として設立した場合がいいと言われています。これから何処で、誰に、何を、どうやって、そのゴールを決めることで開業の形態は大きく変わります。

□関連ライセンスが取得できないと営業できない現実

ベトナム国内で事業を行うには営業ライセンスが必要です。小売り、飲食、サービス、製造、輸出入等々ありますがここでは、スパを開業するラインセンスについて説明します。

<スパトリートメント、マッサージ、ヘア、ネイル、化粧品販売等>

ベトナム国内においてスパ関連の営業ライセンスには、スパトリートメント、マッサージ、スキンケアなどサービスの提供にはいくつかの種類があります。また、最近は、タイと同じくメディカルスパ、メディカルエステが急増しています。

<ライセンスの種類>

何のライセンスを取得するかでその後の申告、運営、申告する課税率も変わってきます。ベトナム人の所得増、海外観光客数の急増で多くのスパが開業していますが、現実的にこれらのラインセンスを都心部で取得することが毎年厳しくなっているのが現状です。

中には、申告をしないで事業をしている個人事業の方も多くいるようですが、これからはさらに規制が厳しくなってくることが予測されます。

(※2020年3月情報ですが、ホーチミン市1区をはじめすでにスパ運営のライセンス取得がかなり厳しい段階からほぼ困難になってきたという状況に変わりました。スパ、マッサージ、メディカルエステそれぞれのライセンス取得要件が目まぐるしく変わっているようです。)

□ライセンス取得の方法

<自ら法人、事業申告する>

ベトナム法人、海外法人など法人の種類によって変わりますが、スパ、マッサージ、スキンケア、ヘアサロン、化粧品の販売など提供するサービス、販売する商品によってそれぞれのライセンスを取得します。自ら役所に出向き申請取得する方法もあります。

<現地の開業、各種申告取得のコンサルティング会社へ依頼する>

海外法人の場合などは法人設立のコンサルティング会社などに依頼するのが一般的なようです。このコンサルティング会社も日系、ローカル、その間といろいろあります。小規模事業者の方は、個人事業として申告をされていることが多いようです。

ベトナムは想像されている以上にこの業界の開業から申告の作業は複雑です。

スパの開業タスクとは違い、これらの関連法規、契約についてベトナムは日々変わっているので注意が必要です。

□ベトナム情報参考サイト

JETROビジネス情報とジェトロの支援サービスJETROベトナムにおける化粧品・パーソナルケア商品市場調査(2017年1月)VIETNAM NAVIベトナム総合情報サイトVIETJO

※ベトナムの各種関連法規、市場は日々変化しています。このブログに掲載されている記事情報の保証は一切しません。

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